日本人会の皆様はいままでにビザの問題と取り組まれ、ほとんどの方がご自身のビザの問題をクリアーされてきたと思います。ここではビザ申請のノウハウではなく、ビザ申請をお手伝いする中で見られたニュージーランド(以下NZ)の側面について書いてみます。
移住
わたしがニュージーランドに移住した本当の理由
絹川友梨
日本人会のみなさま、はじめまして!
わたしは東京生まれ・オークランド在住・日本に(時々)出稼ぎ業の絹川友梨(きぬがわゆり)と申します。11年前にオークランドに移住。キィウィ夫とネコ3匹と暮らしています。仕事は、俳優/演出/ワークショップ講師/翻訳など。東京にオフィスを構えている関係で、ニュージーランドと日本を行き来しながら仕事をしております。 今日は僭越ながら、ニュージーランドに来た「きっかけ」をお話したいと思います。 続きを読む
Migrant Action Trust 活動のご紹介
ドクター川瀬の人生シンフォニー
何の手違いか、クライストチャーチのリンカーン大学からご招待状を頂いた。10月20日に同大学内にて開かれるドクター川瀬勇(かわせ、いさむ)氏のプレークの除幕式が行われるというのである。
川瀬勇氏は、日本人で初めてのニュージーランド留学生で且つQSO(ザ、クィーンズ、サービス、オーダー)という上級勲章を授与された草地学者である。
何気にこのことを広報の西村さんにお伝えしたところ、「ニュージーランドに住む日本人は、知っておいてよい事と思うので是非レポートしなさい」といわれてしまった。ということで、今回は、ドクター川瀬勇氏についてレポートいたします。かなり長めの “Daisuke”流レポートになってしまいましたが、よろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
難民について考える
ロングステイの準備
ニュージーランドに長期滞在される日本人にまず知っていただきたいことは、「ビザ」と「パーミット」の違いですね。わかりやすく解説すると、ニュージーランド入国前に取得するものが「ビザ」で、このビザが有効であることによって入国時に発行される滞在許可が「パーミット」です。日本とニュージーランドとの間にはビザ免除の協定が結ばれていますから、日本のパスポート所持者が観光目的で渡航する場合、ビザを取得していなくても原則として入国時に3ヶ月間のパーミットを得ることができるというわけです。
ニュージーランド移住計画
海外移住という選択。1980年代後半から1990年頃にかけては、日本のバブルによる好景気、円高など追い風を受けて、リッチなライフスタイルを海外に求めて移住するケースも多かった。 それが2001年頃から、ロングステイという言葉も加わり、日本の社会環境や構造の変化による歪みへの対応策のひとつとして、海外移住が考えられるケースが増えてきた。