離婚と養育権の裁判(T様)

私が西村先生にお世話になったのは、数年前のことです。当時結婚していた妻が子供を連れて家を出て、突然子供の養育権に関する裁判を提起されたことがきっかけでした。子供が私との生活を望んでいたにもかかわらず、前妻は子供との共同生活を譲らず、家族での調停も機能しない中、子供共々非常に厳しい時期を過ごしました。

文化も習慣も違う異国で、人生で初めて経験する裁判。そんな時西村先生のサポートがどんなに役に立ったか分かりません。先生のアドバイスは当初、非常にドライなものに感じられましたが、それは先生自身が私に客観的視点を持つためにあえてそうされていることを知りました。おかげで私は冷静になれ、状況を客観視することができました。また先生はご自分の豊富な経験に驕ることなく、現地の弁護士とも連動して情報収集を図って下さり、最も効果的な行動を指示して下さいました。

特に私が信頼できたのは、先生がいつも「この裁判はあくまで子供の利益ためのもの」という視点を繰り返し教えてくださったことです。私自身も子供の意思が最優先される結果を望んでいたので、先生のアドバイスは受け入れることができたのだと思います。

お陰様で子供たちは念願通り私と暮らせるようになり、今はとても幸せな学校生活を送っております。今の子供たちの幸せは先生のサポートがなければ決して実現しませんでした。先生のように経験豊富で熱い心を持ちながら、冷静沈着に次の一手を考えてくださる弁護士の存在は、慣れない異国での裁判には大きな支えとなると思います。

先生のサポートに改めて、心から感謝致します。本当にありがとうございました。